【第119回】日本ジオパーク再認定審査の現地確認が行われました
2024年12月1日
現地確認の様子
ジオパークは、地域社会の持続可能な開発を通じて、地球と地域の資源を守ることを目的としたプログラムです。この目的を達成するために、ジオパークの認定地域は4年に1度再認定審査が行われ、活動の質が定期的に確認されます。再認定審査では、過去4年間の地域での活動状況から、今後4年間ジオパークを名乗ることができる「再認定」か、2年間で重要課題の解決が求められる「条件付き再認定」かが決定されます。日本ジオパークの認定から8年目の鳥海山・飛島ジオパークは、今回が2度目の再認定審査です。
2024年10月30日から11月1日までの3日間にわたり、日本のジオパークの審査を行う日本ジオパーク委員会から2名の現地調査員が当ジオパークを訪れ、当ジオパークが実施してきた地域資源の保全、学術研究、教育活動、ツーリズム活動、ネットワーク活動等の状況を確認しました。この現地確認の際には、ジオパーク推進協議会事務局や自治体の職員に加え、普段からジオパークの活動を積極的に支援・協力して下さっている企業や団体、お店のスタッフ、認定ジオガイドなど、多くの方々が現地調査員への活動報告に協力して下さいました。
再認定審査の結果は、来年1月に発表される予定です。
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【文・写真】
一般社団法人鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会 次長兼主任研究員 大野希一