リレーコラム

【第125回】トビシマカンゾウの特徴と謎

※飛島のトビシマカンゾウ。飛島の人たちはこの花を塩漬けにして保存食にしていました。 ゼンテイカはススキノキ科ワスレグサ属の多年草で、栃木県の日光地域に多く見られることから、一般にはニッコウキスゲ(日光黄菅)とも呼ばれています。本州中部では標...

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【第124回】国際交流にもっとも大事なこと

※言葉を使わないゲームを一緒に楽しむ様子 世の中はますますグローバル化しています。今は旅に出なくても国際交流ができる時代です。ユネスコ世界ジオパーク認定を目指している鳥海山・飛島のエリアでも、日常生活の中で、お店やスーパー、職場などでも外国...

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【第123回】鳥海山・飛島ジオパーク認定商品を楽しもう!

鳥海山・飛島ジオパークの認定商品「ぺろっと鳥海山・飛島~たのしくおいしいものがたり~」はご存じですか?これは、地域の食の魅力の発信と地域住民のジオパーク活動に対する理解を深めることを目的に、2018(平成30)年から実施している、食品を対象...

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【第122回】九十九島で感じた移ろいゆく美

※九十九島での再認定審査現地確認の様子 四季のある日本で暮らす私たちは、移ろいゆくものへの感受性が高いと言われています。無常、花鳥風月、侘び寂びの文化。そのようなアイデンティティが育まれた背景には、災害が多い日本ならではの土地柄があります。...

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【第121回】ご近所さんと始める防災準備

※被災者によるご近所同士での野菜たっぷりみそ汁作り@2019年台風19号災害宮城県丸森町 近年「○年に一度の豪雨」「未曽有の大災害」など、必ず年に1度は聞く言葉になってきているのではないでしょうか? 過去10年近くで20カ所以上災害支援に携...

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【第120回】“ダイヤモンド鳥海”はいつどこから見える?

飛島から見た“ダイヤモンド鳥海”(2024年10月18日簗川堅治氏撮影) 山頂から朝日が昇る富士山は “ダイヤモンド富士”と呼ばれます。ということは、山頂から朝日が昇る鳥海山は “ダイヤモンド鳥海”と言えます。“ダイヤモンド鳥海”はいつ、ど...

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【第119回】日本ジオパーク再認定審査の現地確認が行われました

現地確認の様子 ジオパークは、地域社会の持続可能な開発を通じて、地球と地域の資源を守ることを目的としたプログラムです。この目的を達成するために、ジオパークの認定地域は4年に1度再認定審査が行われ、活動の質が定期的に確認されます。再認定審査で...

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【第118回】地方政府を移転させた地震-嘉祥三年出羽地震

※鳥海山・飛島ジオパークの文化サイトの一つ・城輪柵跡。嘉祥三年出羽地震が発生する前は、ここが地方政府の中心でした。 鳥海山・飛島ジオパークのエリアでは、過去に何度も強い地震が起きています。記録に残るもっとも古い歴史地震は、西暦850(嘉祥三...

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【第117回】ジオパークの国際交流員とは

※8月に行われた「まるごろ体験あきたのジオパーク」で参加者と交流しました。初めまして、8月から国際交流員として鳥海山・飛島ジオパークに入ったカトリーナ・キリンジャ―と申します。アメリカ出身で、大学で日本語を勉強した後、5年間島根県の離島にあ...

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【第116回】鳥海山の土台―出羽山地

※海から見た鳥海山と出羽山地。出羽山地の上に鳥海山が成長した様子がわかります。 鳥海山の標高は2,236 mで、東北地方では福島県にある尾瀬・燧ケ岳(2,356 m)に次ぐ高さを誇ります。しかし、鳥海山は元々海抜0mのところから2,000m...

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【第115回】鳥海山・飛島ジオパークがめざすもの~第二次基本計画策定~

※鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会の事業目的とそれを実現するための6つの主な事業。 ジオパークは、「国際的な地質学的重要性を有する場所や景観が、保護・教育・研究・持続可能な開発を一体とした概念に基づいて管理された、単一の、統合された地理的領...

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【第114回】気候変動と日本人の文化

気候変動は、日本の豊かな四季や伝統文化に深刻な影響を与えています。例えば、桜の開花時期は年々早まり、春の象徴である花見の風景が変わりつつあります。また、夏の猛暑や異常気象による豪雨は、風習行事の開催を難しくしています。これらの行事は、文化の...

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