【第76回】日本ジオパークの「再認定」を受けました 鳥海山・飛島ジオパークは、2016年9月に日本ジオパーク委員会(JGC)の認定を受けて以来、早いもので4年に一度の再認定審査の年を迎えました。再認定のための現地調査は、2020年10月にJGCから派遣された2名の調査員によって行われました。... 2021.04.01 リレーコラム 詳しく見る
【第75回】ジオパークガイドは地球の案内人 ジオパークは世界遺産と同じユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の正式事業だということをご存じでしょうか。両者を比較して「世界遺産は資源が主役、ジオパークは人が主役」と言われることがあります。「ジオパークは人が主役」と言われる所以は、ジオパー... 2021.03.01 リレーコラム 詳しく見る
【第74回】秋田県立博物館企画展「秋田の石っころ」でジオパークを紹介 令和3年4月4日(日)まで開催中の企画展「秋田の石っころ」は、身のまわりで見つけられる石について、さまざまな切り口からその面白さを紹介する展示です。 「石が語る秋田の大地」のコーナーでは、にかほ市三崎海岸の鳥海山猿穴溶岩をはじめ、県内各地の... 2021.02.01 リレーコラム 詳しく見る
【第73回】列島から山国へ 日本列島は世界有数の山国です。そして、東北地方の奥羽山脈は全長が500 kmの大山脈です。その太平洋側には北上山地や阿武隈山地が、日本海側には白神山地や出羽山地、朝日山地や飯豊山地、そして越後山地が連なっています。これらの山々は人々の生活に... 2021.01.01 リレーコラム 詳しく見る
【第72回】誰も知らない!? 最上川河口鳥獣保護区 最上川の河口周辺とそこから南に延びる海岸林や砂浜が鳥獣保護区に指定されています。「チョウジュウホゴク?何それ?」そんな声が聞こえてきそうですね。この場を借りて「(最上川河口)鳥獣保護区」をご紹介します。まず鳥獣保護区とは、国(環境省)や都道... 2020.11.01 リレーコラム 詳しく見る
【第71回】日本海拡大と東北日本の回転 日本列島はかつてアジア大陸の一部でした。しかし2000万年前頃に大陸東縁で大地が横に引き延ばされる地殻変動が活発になり,大地の一部が分裂・移動し,1600万年前頃に現在の位置に達したと考えられています。その分裂・移動によって大陸と日本列島と... 2020.11.01 リレーコラム 詳しく見る
【第70回】猛禽類保護センター設立20周年 ジオパークは、大地の公園と言われていますが、その大地の上には動植物などの生態系が形成されており、大地と生態系は非常に密接な関係があります。 酒田市の「市の鳥」でもある鳥海山で見られるイヌワシは、地域の生態系ピラミッドの最高位に位置する消費者... 2020.10.01 リレーコラム 詳しく見る
【第69回】芭蕉、一茶、子規が目指した象潟 象潟は昔、大小百前後の島を浮かべた文字どおりの潟(入り江)で、平安時代から和歌に詠まれてきた景勝地でありました。三大歌集の一つ「新古今和歌集」にも象潟を詠んだ歌が登場します。 松尾芭蕉の「おくのほそ道」の旅は歌に詠まれてきた名所(歌枕)を訪... 2020.09.01 リレーコラム 詳しく見る
【第68回】雪は豊年の瑞 皆さんは、“雪は豊年の瑞(しるし)”という言葉をご存知でしょうか。“瑞”とは、前兆や前触れを意味します。この言葉は、農業、特に稲作には多くの水を必要としますが、雪の多い年には雪解け水が豊富なため、豊作が期待されることを意味します。雪は天然の... 2020.08.01 リレーコラム 詳しく見る
【第67回】白井新田の湿地群とハッチョウトンボ 遊佐町の白井新田あたりの表層は、鳥海山の豊かな降水が運んできた様々な大きさの礫が堆積してできています。そして底には水を通しにくい層があると推測されます。この堆積物の層は水を湛え、南麓にはめずらしく湿地が点在しています。 多くの湿地は、戦後の... 2020.07.01 リレーコラム 詳しく見る
【第66回】DNAが語るトビシマカンゾウの秘密 ジオパークは地質・地形を対象としたものですが、そこで生を営む動植物・生態系も重要な構成要素です。トビシマカンゾウは飛島の自然を代表する植物ですが、鳥海山にも生える高山植物ニッコウキスゲの変種とされており、鳥海山・飛島ジオパーク全体の象徴的な... 2020.06.01 リレーコラム 詳しく見る
【第65回】ジオパークキャラクター誕生! この春、鳥海山・飛島ジオパークに誕生した新しいキャラクターをご紹介します。森山大地(読み:もりやまだいち)くんは、探検大好きな小学5年生。森の生きものや岩石に詳しくて、地球の不思議に興味がある元気いっぱいの少年です。海川流水(読み:うみかわ... 2020.05.01 リレーコラム 詳しく見る