リレーコラム

【第106回】第10回ジオパーク国際ユネスコ会議

※2020年~2023年に新規認定されたユネスコ世界ジオパークの認定証を手に、喜びを分かち合う大会参加者。 ジオパークは、持続可能な地域社会を構築し、地域内の資源を未来に引き継ぐ事を目的としたユネスコの正式事業です。しかしこの目的を叶えるこ...

詳しく見る

【第105回】法改正、❝アメザリ❞の扱いに要注意!

今年の6月1日、アメリカザリガニ(以降“アメザリ”)が「“条件付”特定外来生物」に指定されました。特定外来生物とは、人が海外から持ち込んだ生物のうち、生態系や人の身体、農林水産業へ大きな被害を及ぼす種のことで、北米原産のブラックバスやウシガ...

詳しく見る

【第104回】経験したことがない領域へ

今年はまさに酷暑と呼ぶにふさわしいほどの暑さを私たちは経験している。北海道を含めた北日本でも35度を超える猛暑日が度々記録されている。世界気象機関(WMO)と欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」によれば、2023年...

詳しく見る

【第103回】草原の営みを次世代へ!

皆さんは「草原」が日本国土の何%か知っていますか。答えはわずか1%ほど。100年ほど前には20%ほどあった草原が、現在では激減しています。これは人々の生活様式の変化によるもの。かつて草原は、山菜や屋根の材料、飼料、肥料など、暮らしに欠かせな...

詳しく見る

【第102回】ジオパークはSDGsの達成に貢献するプログラム

「持続可能な開発目標(以降SDGs)」は、2015年9月の国連サミットで採択された国際計画で、193の国連加盟国が2030年までに達成すべき17の目標(ゴール)を設定しています。「持続可能で強靭、そして誰一人取り残さない」ことを理念とするS...

詳しく見る

【第101回】鳥海山・飛島ジオパークのテーマの意味

鳥海山・飛島ジオパークのテーマは「日本海と大地がつくる水と命の循環」です。このテーマにはどんなメッセージが込められているのでしょうか。 私たち人類を含め、ほぼすべての生物は水なしには生きられません。試算によると、地球には13.8億Km3の水...

詳しく見る

【第100回】暮らしの中のジオパーク~ジオパークというプログラムが目指すもの~

にかほ市、由利本荘市、酒田市、遊佐町の3市1町は、「鳥海山・飛島ジオパーク」に認定されています。この市町の方は、ジオパークの中で暮らしていることになります。ところで、“ジオパーク”とは、いったい何なのでしょうか? ジオパークは、「人々が創り...

詳しく見る

【第99回】さぁ、世界へ!故郷の照葉樹林帯

ジオパークを歩く、ジオパークを見る、ジオパークを聞く、そして、ジオパークを語る・・・・、しかし、本当に大切なことが語られているのだろうか。 三崎山の溶岩流の末端崖に立って日本海を望めば、水平線には飛島が見える。この両地の植物相をひとことで言...

詳しく見る

【第98回】鳥海山の二匹の大蛇

「学問の神様」と呼ばれる菅原道真はご存知でしょうか?菅原道真たちが編集した朝廷の歴史書にこんなことが書いてあります。 鳥海山が噴火した時「二匹の大蛇があらわれて,相連なって流れ出した。」。なんだか変な話ですね。噴火なのに「大蛇」? ところで...

詳しく見る

【第96回】檜山滝の秘密

檜山滝は、鳥海山の北東(由利本荘市鳥海町下直根)に位置し、柱状節理が階段状になっている急崖を流れ下る落差50mほどの滝です。檜山滝の水は沢内沢川となり、直根川を介して子吉川に流入します。 檜山滝を抱く丘陵は、鳥海山の基盤をなす出羽山地・丁岳...

詳しく見る

【第95回】第12回日本ジオパーク全国大会に参加して

3年ぶりの現地開催となる日本ジオパーク全国大会が、10月21日~23日に石川県の白山手取川ジオパークで行われました。当ジオパークからも21名が、ジオパークを熱愛する全国各地の方々とつながる場へ参加しました。初対面では、緊張や距離感を感じるこ...

詳しく見る

【第94回】地球に寄り添うジオパーク活動の必要性

ジオパークは地域資源だけではなく地球資源の保全保護を行いながら地域活性化を行う活動で、まさに地球に寄り添う活動です。 近年よく耳にするSDGsを達成するためには、その地域の事だけに取り組むのではなく日本や地球全体の問題に取り組まなければなり...

詳しく見る