リレーコラム

【第101回】鳥海山・飛島ジオパークのテーマの意味

鳥海山・飛島ジオパークのテーマは「日本海と大地がつくる水と命の循環」です。このテーマにはどんなメッセージが込められているのでしょうか。 私たち人類を含め、ほぼすべての生物は水なしには生きられません。試算によると、地球には13.8億Km3の水...

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【第100回】暮らしの中のジオパーク~ジオパークというプログラムが目指すもの~

にかほ市、由利本荘市、酒田市、遊佐町の3市1町は、「鳥海山・飛島ジオパーク」に認定されています。この市町の方は、ジオパークの中で暮らしていることになります。ところで、“ジオパーク”とは、いったい何なのでしょうか? ジオパークは、「人々が創り...

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【第99回】さぁ、世界へ!故郷の照葉樹林帯

ジオパークを歩く、ジオパークを見る、ジオパークを聞く、そして、ジオパークを語る・・・・、しかし、本当に大切なことが語られているのだろうか。 三崎山の溶岩流の末端崖に立って日本海を望めば、水平線には飛島が見える。この両地の植物相をひとことで言...

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【第98回】鳥海山の二匹の大蛇

「学問の神様」と呼ばれる菅原道真はご存知でしょうか?菅原道真たちが編集した朝廷の歴史書にこんなことが書いてあります。 鳥海山が噴火した時「二匹の大蛇があらわれて,相連なって流れ出した。」。なんだか変な話ですね。噴火なのに「大蛇」? ところで...

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【第96回】檜山滝の秘密

檜山滝は、鳥海山の北東(由利本荘市鳥海町下直根)に位置し、柱状節理が階段状になっている急崖を流れ下る落差50mほどの滝です。檜山滝の水は沢内沢川となり、直根川を介して子吉川に流入します。 檜山滝を抱く丘陵は、鳥海山の基盤をなす出羽山地・丁岳...

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【第95回】第12回日本ジオパーク全国大会に参加して

3年ぶりの現地開催となる日本ジオパーク全国大会が、10月21日~23日に石川県の白山手取川ジオパークで行われました。当ジオパークからも21名が、ジオパークを熱愛する全国各地の方々とつながる場へ参加しました。初対面では、緊張や距離感を感じるこ...

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【第94回】地球に寄り添うジオパーク活動の必要性

ジオパークは地域資源だけではなく地球資源の保全保護を行いながら地域活性化を行う活動で、まさに地球に寄り添う活動です。 近年よく耳にするSDGsを達成するためには、その地域の事だけに取り組むのではなく日本や地球全体の問題に取り組まなければなり...

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【第93回】遠く離れていても山崩れの縁によって繋がる鳥海山と雲仙岳

「6月は鳥海山の山頂が4回しか見られませんでした」と遊佐町の観光協会の方から話を伺いました。私が望んだ7月初頭の鳥海山は、夏晴れの好天に恵まれたため山容の優美さと雄大さが際立って見えました。 私は地形を眺めるのが大好きです。なぜなら地形を読...

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【第92回】世界の砂不足から考える、地域の保全

湧水が流れ込み、水温が一定に保たれる鳥海山麓の海岸は、旬の岩牡蛎の生育に適した豊かな漁場です。また約8000年前に川から運ばれ堆積してできた庄内砂丘は、その水はけのよさが糖度の高いメロン栽培を可能にしています。 鳥海山・飛島ジオパークエリア...

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【第91回】地域の宝“ぷるん”食感は今が旬!

4月から鳥海山・飛島ジオパークの事務局に仲間入りした長船と申します。昨年度までの約10年間、鳥海山南麓にある環境省猛禽類保護センターでイヌワシの保全業務に従事していました。 “鳥に詳しい人”と思われがちですが、専門は自然を俯瞰する生態学です...

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【第90回】Geoと防災

「防災」や「災害」という言葉を毎日のように見聞きします。しかし、わかったようでわからないのが悩みの種。 そこで、広辞苑を引いてみると、防災とは「災害を防止すること」、災害とは「異常な自然現象や人為的活動によって、人間の社会生活や人命に受ける...

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【第89回】空も雲もジオパーク

日本は四季の変化に富んでおり、空にも四季折々の表情が見られます。それは日本が南北に温度差の大きい中緯度帯に位置していること、そして熱容量の異なる大陸と海に囲まれていることが鍵となっており、これが日々の天気にも深く関わっています。 天気が日々...

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