【第22回】-祝!鳥海山・飛島ジオパーク認定-

2016年10月1日

9月9日、「日本ジオパーク委員会」の認定を受け鳥海山・飛島ジオパークが誕生しました。昨年3月の協議会設立以降、3市1町の職員を中心に構成される事務局は、
ジオサイトの取りまとめ、ストーリー作り、ガイド養成、総合案内看板、横断幕やラッピングカー、東北全体での学術者会議、小学校での教育プログラムや地域への出前講座、
遊佐町ではジオパーク仕様の回覧板など、精力的に様々な取り組みを進めてきました。認定に当たり高いポイントを得たものの一つとして、
熱心に参加してくださる地域の方やガイドの方の存在が挙げられていました。今回の認定は、まさに官民一体となって取り組んだ好事例と言えるでしょう。

10月10日に開催される全国大会で認定書を授かりますが、ジオパークは4年ごとにジオパーク委員会の審査が課せられています。
地域の資源を高く評価されて受けた認定はゴールではなくスタートです。私たちの鳥海山・飛島を中心とするエリアを触れて、楽しみ、好きになり、知って、学んで、好きになる。

ここからが「鳥海山・飛島」物語の始まりです。地域の皆さんが主役となるジオパーク、一緒に楽しみましょう。



東北公益文科大学 特任講師 中原浩子氏

【文・写真】
東北公益文科大学 特任講師 中原浩子氏

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