【第37回】楽しく活用ジオパーク

2018年1月4日

小学校での出前講座の様子

ジオパーク構想推進協議会が秋田県と山形県の3市1町で設立された平成27年3月、地域で「ジオパーク」の認知度は全体の約1%程度でしたが、今では80%以上になったと感じています。しかし、「ジオパークって何をするの?」という問いに答えられる人はまだ少ないのが実情ではないでしょうか。ジオパークは地域が主体となって活用していくものであり、具体的にはジオサイトの生い立ちや仕組み、そこから生まれた生活文化などを学ぶジオツアーや教育プログラムなどへの展開と防災、保全に関する取り組みが考えられます。他のジオパークでは、小中学校の理科や社会の授業に取り入れられたり、高校ではクラブ活動になっているところもあります。鳥海山・飛島ジオパークエリア各地で住民による「ジオパーク研究会」や「ジオ倶楽部」が設立され、それぞれがネットワークでつながると楽しいですね。また、ジオサイト特有の「ジオラーメン伏流水」「ジオラーメン玉簾」とか、「ジオカレー鳥海山」など自由な発想でメニューを作るのもワクワクします。『知って、学んで、好きになる』それが、ジオパークです。私たちのジオパーク、難しく考えずまずは皆で楽しく活用しましょう。



東北公益文科大学 特任講師 中原浩子氏

【文・写真】
東北公益文科大学 特任講師 中原浩子氏

中原浩子 氏のその他の記事