リレーコラム

【第33回】里山の湿原ジオサイト「加田喜沼湿原」

みなさんは「ハウルの動く城」という宮崎駿監督のアニメを見たことがあるでしょうか?その1シーンにハウルの家がでてきます。その家のまわりはお花畑のなかに池が点々とするすばらしい風景です。 この風景のもとになったのは「湿原」です。それも標高の高い...

詳しく見る

【第32回】 「日本海の誕生」

鳥海山・飛島ジオパークの,飛島は日本海の中にあります。その日本海は豊かな雪や水の恵みでこの地域の豊かな自然環境を作り上げています。今日はその日本海のお話をしましょう。 日本海の向こうには広大なユーラシア大陸がひろがっています。日本はかつてそ...

詳しく見る

【第31回】「ジオパークと観光客をつなぐ食、ジオの恵み」

山形県と秋田県の観光統計資料によると、鳥海山・飛島ジオパークに属する酒田市と遊佐町、にかほ市、由利本荘市の3市1町には、年間約1,000万人の観光客が訪れています。観光の主な目的は登山や史跡や温泉巡り、イベント参加などですが、ジオパークの存...

詳しく見る

【第25回】-鳥海山の高原のお話-

鳥海山の高原はいいですよね。北のほうにある由利原高原や仁賀保高原,山形県側の南のほうにある大台野(おおだいの)など,たいへん見晴らしが良く,快適です。標高が高く,大台野は標高500-600mもあります。 でも,なぜこのような高いところに平ら...

詳しく見る

【第30回】若者たちの一味違ったジオサイト巡り

昨年の日本ジオパーク認定を受け、半年前から秋田県立仁賀保高校の生徒と東北公益文科大学の学生が協力して新たな取り組みに挑戦しています。「鳥海山・飛島ジオパーク体験プログラムin NIKAHO」(7/23実施)と題し、ジオパークの「ふれる・楽し...

詳しく見る

【第29回】ジオパークと防災〜飛島の津波堆積物(下)

昨年2016年7月末、津波堆積物の研究者である平川一臣先生(北大名誉教授)を飛島にお招きし、飛島の新津波想定を読み解き、防災に役立てるための講演会と津波堆積物の現地見学会を開催しました。  津波堆積物とは、過去の津波によって運ばれた砂や礫な...

詳しく見る

【第28回】ジオパークと防災〜飛島の津波堆積物(上)

全国的にジオパーク推進と防災をつなげる新たな取り組みが注目を浴びていますが、飛島の津波堆積物は、まさにその格好のテーマといえるでしょう。 ところで、飛島では、島民・NPO・大学・行政で構成され、島の未来を話し合い実現させる「とびしま未来協議...

詳しく見る

【第27回】-水と文化の関わり-

今回は、水と文化の深いかかわりについて紹介しましょう。 水は、私たちにとって不可欠な資源です。私たちは、水が無ければ、生物として生きていくことができないだけでなくヒトして社会生活を営むこともできないことから、古くから水と様々にかかわってきま...

詳しく見る

【第26回】-飛島の遊覧ジオツアーがおすすめ-

鳥海山・飛島ジオパークのテーマは「日本海と大地がつくる水と命の循環」、エリア内南北に約90キロ続く海岸線や飛島には海に関係する見どころもたくさんあります。 飛島で私がおすすめするのは遊覧船のジオツアーです。え、遊覧船なんてあったの?と思われ...

詳しく見る

【第24回】「鳥海山と鳥獣被害」

近年、全国的にニホンジカやイノシシなどの鳥獣が急速に生息数および分布域を拡大しています。その影響により、農林水産業はもとよりその地域固有の自然生態系にまで被害が広がっています。国内ではすでに自然生態系に甚大な被害が出ているところもあり、世界...

詳しく見る

【第23回】-鳥海山・飛島ジオパークが誕生しました-

2016年10月10日、日本ジオパークの全国大会が伊豆半島ジオパークで開催されました。全国大会では、9月に認定された5つのジオパークの認定式が行われ、「鳥海山・飛島ジオパーク」とともに、「箱根(エリアの拡大)」、「下北」、「筑波山地域」、「...

詳しく見る

【第22回】-祝!鳥海山・飛島ジオパーク認定-

9月9日、「日本ジオパーク委員会」の認定を受け鳥海山・飛島ジオパークが誕生しました。昨年3月の協議会設立以降、3市1町の職員を中心に構成される事務局は、 ジオサイトの取りまとめ、ストーリー作り、ガイド養成、総合案内看板、横断幕やラッピングカ...

詳しく見る