烏帽子群島
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飛島の西方約1kmにある烏帽子群島は、日本海が広がってきたころに海底火山の活動によって噴出した溶岩が、ゆっくりと冷えて固まるときにできる柱のような節理の柱状節理がたくさん見られる島々です。岩が黒っぽく見えるのでよく玄武岩と勘違いされますが、鳥海山と同じ安山岩です。
柱状節理やウミネコの繁殖地などの保護すべき場所として鳥海国定公園特別保護地区となっていますが、柱状節理の上にあがったり、安山岩の円礫でできているグス浜で海水浴をしたりもできます。
柱状節理は島の人から材木岩と呼ばれ、弘法大師が酒田から飛島へ橋を架けようとしてあと一歩のところで失敗したときの木材が岩になってしまったという伝説が伝わっています。烏帽子群島周辺の海は透明度が高く、スキューバダイビングや磯釣りのポイントとしても大人気です。
基本情報
観光情報 | 飛島定期航路で、酒田港から75分、飛島港から遊覧船で15分 |
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トイレ | なし |
売店・休憩所 | なし |
駐車場 | なし |
その他 | 国天然記念物 (1938年) |
MAP
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