中島台・獅子ヶ鼻湿原

樹高25m、幹周り7.62mの巨大なあがりこ大王(秋田県)

「中島台」は、厳しい自然の中を生き抜いてきたブナやミズナラの巨木が群生する森で、散策コースは一周約5kmでほとんど木道になっています。木道を歩いているといろいろな形をしているブナの木が見つかり、林野庁の「森の巨人たち百選」にも選ばれている「あがりこ大王」もあります。

今から2500年前に起こった鳥海山の山体崩壊の後に、その堆積物が二次的に崩壊して泥流が発生します。そして、こんどはその泥流の堆積した上に溶岩流が何回か流れてきました。標高約550mにある溶岩流の末端崖からは湧水がこんこんとわき出しています。この湧き出す大量の水により「獅子ヶ鼻湿原」が形成されたと考えられています。

「鳥海マリモ」は苔がボール状に集合した物で、大きい物は1mを超え、岩にくっついているように見えますが、実は岩についているのではなく苔自身が丸く生長しているのです。

基本情報

観光情報 日本海東北自動車道象潟ICより車で約15分、JR象潟駅より車で約20分
トイレ あり
売店 なし
休憩所 あり(入口の管理棟)
駐車場 あり
その他

MAP

緯度/経度

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