玉簾の滝

落差63mの大迫力な玉簾の滝【山形県】

落差63mの玉簾の滝は出羽丘陵の一角にあります。北西を向いているので太陽高度や日差しによっては滝の飛沫が玉簾のように見える時があります。

出羽丘陵は1500万年ほど前にはまだ海の底にありました。そのときに海の底で火山が噴火し、その噴火の時の溶岩が海の底の地層に流れ込んでゆっくり冷えて固まった玄武岩でできているのが玉簾の滝の崖です。この崖をよく見るときれいな縦の割れ目が入っている部分がありますが、柱状節理です。実はこの柱状節理を飛島でも見ることができるのです。同じころに飛島も海の底にあって海底火山が噴火していたのです。

今から300万年ほど前になると地殻変動で東西から押されて、出羽丘陵が海の中から盛り上がってきます。そのせいで海の底にあった岩が目の前の滝になっています。

この滝の近くには、弘法大師にまつわるエピソードが残る御嶽神社もあり、自然景観だけでなく、歴史・文化的な見どころもあります。

基本情報

観光情報 日本海東北自動車道酒田みなとICから車で約30分、JR酒田駅から車で約40分
トイレ あり
売店 あり(冬季閉鎖)
休憩所 あり(東屋)
駐車場 普通47台、大型4台
その他

MAP

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