案内道中のどこかで昼食休憩をとります。
昼食のご準備やお店の予約はお客様でご対応をお願いいたします。

コースの概要

1 十二滝 arrow_forward 2 玉簾の滝 arrow_forward 3 二ノ滝(一ノ滝・二ノ滝渓谷) arrow_forward 4 胴腹滝

コースの詳細

1 十二滝

水汲み滝、南滝、九の滝、てんつき滝、抱き帰りの滝、天狗滝、火揚滝、芯の滝、白紙垂の滝、蛇の滝、河原滝、合格滝の12の滝が、変化に富んだ美しい表情を見せてくれ、飽海三名瀑に数えられています。名前は十二支とか仏教の十二神将から名づけられたという説があります。
今から約1000万年前から600万年前に日本海の海底で火山活動がとても盛んになりましたが、十二滝の周辺はその時海底で火山の溶岩が固まってできた硬い流紋岩でできています。飛島の舘岩も流紋岩でできています。
岩が硬いおかげで段差ができ、落ち口から流れ出た水が途中で岩などにぶつかって段を作りながら落下する、段爆と呼ばれる滝になっています。
ここの川原では流紋岩、玄武岩、ドレライト、泥岩などのいろいろな種類の石を観察することができ、とてもおもしろいです。

directions_car所要時間45分

2 玉簾の滝

落差63mの玉簾の滝は出羽丘陵の一角にあります。北西を向いているので太陽高度や日差しによっては滝の飛沫が玉簾のように見える時があります。
出羽丘陵は1500万年ほど前にはまだ海の底にありました。そのときに海の底で火山が噴火し、その噴火の時の溶岩が海の底の地層に流れ込んでゆっくり冷えて固まった玄武岩でできているのが玉簾の滝の崖です。この崖をよく見るときれいな縦の割れ目が入っている部分がありますが、柱状節理です。実はこの柱状節理を飛島でも見ることができるのです。同じころに飛島も海の底にあって海底火山が噴火していたのです。
今から300万年ほど前になると地殻変動で東西から押されて、出羽丘陵が海の中から盛り上がってきます。そのせいで海の底にあった岩が目の前の滝になっています。

directions_car所要時間45分

3 二ノ滝(一ノ滝・二ノ滝渓谷)

二ノ滝は鳥海山の南麓の標高約500mに位置していますが、ここは今から約10万年前に噴火の時に流れ出した硬い安山岩の溶岩でできています。そこを鳥海山の豊富な水が削ってできた落差約20mの二筋の滝が流れています。厳冬期になると滝全体が巨大な氷柱になります。
二ノ滝の手前にある一ノ滝も落差約20mで、滝が滝壺に流れ落ちる様子を眺めることができます。ここも安山岩の溶岩ですが、滝壺の少し上の岩が水の力でえぐられていることがわかります。
駐車場から二ノ滝まではブナなどの広葉樹林の緑豊かな渓谷が広がっていて、鳥海山の水の豊かさと自然の豊かさを四季を通して楽しむことができます。鳥海山では噴火の時に流れ出した溶岩がつくり出した地形を広い範囲で見ることができますが、二の滝は「鳥海山の水と溶岩が作った寄り添うように流れる二筋の滝」です。

directions_car所要時間10分

4 胴腹滝

今からおよそ16万年から2万年前に鳥海湖付近から噴き出した溶岩の末端崖から2筋の滝が流れ出しています。
渓流が滝になっているのではなく、標高230mの山腹の中から湧き出していて、身体の「どうっぱら」から流れ出すということで「胴腹の滝」と名づけられています。
水温は平均で8.5℃前後、硬度は11mg/ℓ、蒸発残留物も40~50mg/ℓと少なく、淡白で癖のない軟水です。おかげで県内外から水汲みに訪れる人が一年を通してたくさんいます。左右の滝で水の味が違うという人もいますがどうでしょうか。
2つの滝の間に小さな社があり、地域の人たちに大切にされていて「山形県里山環境保全地域」に指定されています。