コースの概要

1 牛渡川と丸池様 arrow_forward 2 釜磯

コースの詳細

1 牛渡川と丸池様

牛渡川は鳥海山の溶岩の縁に沿って流れる全長4kmあまりの小さな川ですが、川の水のほぼ100%が岩の割れ目や石と石の間から湧き出す湧き水です。その流量は24t/分あります。
 水温は年間を通してほぼ11℃で一定していて、バイカモの群生が見られ、初夏には小さな白い花が咲き競います。またカジカなども生息していて秋になると鮭も遡上します。
丸池様は直径約20m、水深約3.5m、ほぼ100%の湧き水で、湖底で砂が巻き上がる湧き水の姿を見ることができます。こちらも水温は年間を通してほぼ11℃と一定で、池に沈んでいる樹木もなかなか腐敗しません。
エメラルドグリーンに輝く水面が神秘的で、畏敬の念を込めて丸池様と呼ばれています。ほとりには丸池を御神体とする丸池神社があり、2008年に国史跡に指定されています。

directions_car所要時間10分

2 釜磯

鳥海山は約60万年前からの火山活動によって流れた溶岩が重なりあってできていて、釜磯海岸も鳥海山から海中まで流れ込んだ溶岩でできています。
冷えて固まった溶岩の上部と下部はガサガサの溶岩で、これがスポンジのような役目をしてたくさんの水をためこみ、釜磯では砂浜や岩場の隙間から“ぽこぽこ”と湧き出しています。ここだけでなく釜磯の沖合5kmほどの海底でも湧き水が確認されています。
これらの湧き水は、およそ20年前に鳥海山に降った雨や雪解け水が、鳥海山の溶岩の間を通ってきて流れ出たものです。
大陸からの季節風が日本海を渡る間にたくさんの水蒸気を受け取り、鳥海山にぶつかり大量の雪を降らせます。鳥海山や東北地方の日本海沿岸は世界的にも降雪量の多いところなのです。鳥海山はとても豊かな水の恵みをもたらしてくれています。