竜ヶ原湿原

 鳥海山の祓川登山口に位置し、標高1170mにある東西約400m、南北約300mの広さの高層湿原です。約2万年前に鳥海山が噴火したときに流れ出た七高山溶岩の末端部から湧き出している水が、約40万年前から16万年前に発生した由利原岩なだれ堆積物の上に湿原を形成し、環境省が指定した重要湿地500にも指定されています。湿原の中は木道が整備され、そこを通り抜けていく鳥海山登山ルートがあり、湿原から一歩登山道に踏み出すことで、十万年以上の時間的スケールを感じ取ることができます。
 湿原にはいくつかの池塘が見られ、珍しい植物も含め多くの高山植物が見られます。昔は登山者が祓川神社に祈願して冷泉の湧く池で身体を浄めてから登山したそうです。

 ※高層湿原 低温多湿で栄養塩類の乏しい貧栄養の所にできる湿原
 ※低層湿原 地下水の浅い土地に発達する栄養に富む平坦な湿原。

基本情報

観光情報鳥海山ろく線 矢島駅から車で50分
トイレあり(湿原入口)
売店・休憩所なし
駐車場数十台(普通・大型問わず)
その他環境保護のため、湿原への進入は禁止

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