冬師湿原

日本の重要湿原500にも登録された冬師湿原

にかほ市冬師地区にある冬師湿原です。このあたりには流れ山と呼ばれる小さな山の高まりと、その間の窪地にある小さな溜め池や湿原がたくさんあります。この地形は象潟の九十九島を作ったおよそ2500年前の鳥海山の山体崩壊による岩なだれによってできあがりました。この近くからはそのときの埋もれ木が発見されています。

ここから鳥海山を望むと、大きく開いた馬蹄型の窪みがよくわかります。

冬師湿原は四季の表情が豊かでいろいろな花が咲き、ハンノキなどが群生している貴重な湿原です。2001年には環境省認定の「日本の重要湿原500」にも登録されました。

毎年4月には扇谷地と大潟溜池の間の約260ヘクタールで野焼きが行われ、ワラビの宝庫になります。流れ山に囲まれたウル谷溜池ではジュンサイが収穫できます。

基本情報

観光情報 日本海東北自動車道仁賀保ICより車で約25分、JR仁賀保駅より車で約25分
トイレ なし
売店 なし
休憩所 なし
駐車場 なし
その他

MAP

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