コースの概要
コースの詳細
1 象潟駅 松尾芭蕉の文学碑前
2 能登屋跡
芭蕉一行が宿泊した宿
孫左衛門宅跡で、現在は駐車場として利用されています。
3 象潟公会堂前 奥の細道行脚300周年記念壁画
三崎山から晴嵐の鳥海山まで象潟で過ごした3日間の様子が描かれています。
4 象潟公会堂
象潟町出身の奥山 角三氏が北海道に渡って事業に成功し、私財を投じて建築し象潟町に寄付した建物です。
5 浄専寺
戊辰の役では負傷者を看護する野戦病院の役目を果たしています。
6 パティスリー白川
明治20年、松尾芭蕉が旅した風光明媚な象潟の地で和菓子店として創業しました。
現在は、洋菓子を中心とした店舗へとリニューアルし、「象潟の良さが伝わるお菓子」をモットーに地元産食材を生かしたお菓子作りをしています。
ジオパーク認定商品の「朝摘みいちじくパイ」は、大竹地区の名産「北限のイチジク」でつくったコンポートをたっぷりとパイに包んだ人気商品です!
7 佐々木製菓
道の駅「ねむの丘」の物産コーナーにて芭蕉姿でせんべいを焼いています。
ジオパーク認定商品の「手焼き・鳥海山せんべい」は、焼印で麓の水田と九十九島を描いています。
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9 熊野神社
流山の特徴で大きな岩がごろごろしている高台に建てられています。境内にはいたるところ大きな岩が転がっており、南方方面の椿、タブノキ、ソテツが植生しています。
神明社といい、小祠があったが、文治2年(1186年)熊野山の分霊を奉じ、この森に祠を建て祭祀したと言われています。
10 欄干橋
象潟橋とも言われ現在は象潟川に架かり、約200m下流が河口となっています。
芭蕉が訪れた当時は、当時は象潟湖口に掛かり、海と繋がっている場所はここ一ヶ所した。芭蕉と曽良はこの橋の袂から小舟に乗り湖を遊覧しました。
11 中橋集落
家屋は壁が鎧下見板張り、屋根が焼き瓦と昔の趣があります。船着八幡神社。猿田彦神社、馬頭観音が集落を守ってくれています。
12 唐戸石
「唐戸石」は今からおよそ2,500年前(紀元前466年)に発生した鳥海山の山体崩壊によって山頂付近から大量に流れてきた岩石の一つです。象潟海岸にたくさんある岩の中でも、ひときわ目立った大岩で、高さ4.3m、幅5.0mあります。
かつては海中にあった岩ですが、1804年7月に象潟沖を震源とするマグニチュード7(推定)の地震が発生し、象潟一帯の地盤は約2m隆起したことにより陸上にその姿を表しました。
岩の上部には海中にあった頃にできた波の侵食跡が残っています。
13 蚶満寺
お寺の歴史は古く、寺伝によると853年(平安前期)慈覚大師円仁によって開創。1257年(鎌倉中期)時の執権北条時頼が、北国巡遊で訪れたとき寺領を寄進し再興したと伝えられています。そのため、中興の開基と敬われている北条家の家紋「三鱗紋」を寺紋とし屋根瓦にも刻まれています。
山門は江戸時代の建造で、中に矢島藩主生駒氏から寄進されたと伝えられる仁王像が安置されています。山門の瓦には、蚶満寺が閑院宮家の御祈願所となっていることから、菊の紋章が用いられています。
他にも、九十九島にある寺には、奥の細道で訪れた芭蕉をはじめ沢庵禅師、菅江真澄、小林一茶、正岡子規など多くの文人墨客が訪れています。
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鳥海山・飛島ジオパーク ガイドの会
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