ゴトロ浜

高いところで崖の高さが20mもあるゴトロ浜

南灯台のある崖は高さが20mあり、直径が5~10cmの緑色の丸い石を含む地層と火山灰の地層が交互に積み重なった互層になっています。これはおよそ1650万年前から900万年の間に、海底の火山活動で噴火が繰り返し繰り返し起こり、水中で堆積してできた地層で、それが波の力によって削られた海食崖です。

飛島の周囲には海食台と呼ばれる干潮時だけ現れる平らな岩が広がっています。

南灯台のあるあたりはゴトロ浜と呼ばれますが、丸い石や岩脈まじりで硬くてごとろごとろ(ごろごろ)して歩きづらいのでゴトロ浜と呼ばれるようになったという説もありますが、飛島の人もはっきりはわからないそうです。

この海食台もやがては隆起して5番目の段丘になると考えられていて、ゴトロ浜は地球の営みのダイナミズムを感じことができる場所です。

基本情報

観光情報 飛島定期航路で、酒田港から75分、勝浦港から徒歩で25分
トイレ なし
売店 なし
休憩所 なし
駐車場 なし
その他

MAP

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