鳥海山には、地震や大雨などで大地が大きく崩れる地すべりによってできた地形が多くあります。鶴間池は、崩れた山のかたまりがすべり落ちてくぼんだところに川の水が流れ込んでできた池です。
鳥海山には国の天然記念物にもなっているイヌワシが棲息しています。イヌワシは外からの敵が近寄りにくい地すべりなどでできた高い崖に巣をつくります。地すべりを起こすと開けた平坦な土地ができますが、このような場所がイヌワシの狩りの場なっています。
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を使用した。(承認番号 平27情使、第49-GISMAP35487号)