大地と海の営みによってできた風景広がる飛島。今から約1,000万年以上の大昔に海底火山から噴き出した噴出物が海底に積み重なり、のちにそれが隆起しながら波や雨風に削られてできました。対馬暖流の影響を強く受け、南と北の動植物が同居する個性的な自然が広がります。海を生業とする人々によって培われた漁村の生活や文化も見どころです

コースの概要

1 舘岩 arrow_forward 2 海岸遊歩道 arrow_forward 3 ゴトロ浜 arrow_forward 4 タブノキの森(宮谷のタブ林)

コースの詳細

1 舘岩

舘岩は、粘り気のある固い流紋岩でできた大岩。操業する船を波風から守る役目をして、飛島に天然の良港をつくりました。舘岩の上からは島の東海岸を一望できます。

2 海岸遊歩道

島の南端から賽の河原にかけては、溶岩が固まるときに流れたきれいな流理構造の見られる岩にタッチしながら歩くことができる遊歩道になっています。飛島は冬場は特に波風が強く、この遊歩道を歩くと長い年月の浸食によってできたいろいろな造形美が楽しめます。また、飛島が隆起を繰り返してきた証拠の隆起ベンチやポットホールも見つかります。

3 ゴトロ浜

島の南西部のゴトロ浜には波で削られてできた高さ20mほどの崖があり、海底火山から噴出した火山弾と火山灰が交互に堆積した地層が見られます。1,000万年以上の大昔、飛島が海の底にあったことがよくわかります。

4 タブノキの森(宮谷のタブ林)

タブノキはクスノキ科の常緑高木で、樹高が30mにも大きな樹木です。暖地の樹木のタブノキは、本州、四国、九州、沖縄の主として沿岸部に生育しています。
タブノキの北限は青森県ですが、タブノキ林としての北限は、日本海側では由利本荘市親川地区とされています。
山形県や秋田県の沿岸が対馬海流の影響を受けて温暖な気候であることが、暖かい気候を好むタブノキが生育できる理由です。