【第15回】-鳥海国定公園とジオパーク-

2016年3月1日

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鳥海国定公園は、火山弧峰である鳥海山を中心とする山形県、秋田県の両県にまたがる国定公園です。指定区域には鳥海山だけではなく象潟、庄内砂丘の一部、さらには飛島なども含み、昭和38年国定公園に指定されました。

旅行などでよく目にする国立・国定公園は「自然公園法」という法律に基づいて国(環境省)の指定を受け、管理されています。公園内の場所によっては、自然を保護するため建築や伐採などの行為が規制されることがある他、傷ついた公園内の自然を回復させる活動なども行われたりしています。

鳥海国定公園と鳥海山・飛島ジオパーク、この2つのエリアが大きく重複してしまうため、2つとも同じようなものではないかという意見をまれに聞きますが、これは大きな誤解です。国立・国定公園は法律に基づく管理(規制)による適切な利用、つまり保全が重視され、ジオパークは地域の自主的な規制と同時にその地域の自然や文化を多くの人に知ってもらうためのもの、つまり活用も大きな柱となります。この2つは鳥海山を中心とする地域振興のいわば両輪です。ジオパークの推進により両輪が揃うことで、この地域のさらなる発展が期待できるのではないでしょうか。


【文・写真】鳥海南麓自然保護官事務所 鎌田憲太郎氏
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