【第1回】鳥海山は活火山

2015年1月1日

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平成26年8月26日、にかほ市において「鳥海山・飛島ジオパーク構想推進協議会設立準備会」が開催され、関係する本市とにかほ市、酒田市、遊佐町が一体となって同構想の推進に当たることを決定しました。このコーナーでは、「鳥海山・飛島ジオパーク構想」についての理解を深めるため、当準備会のアドバイザーである先生方によるコラムを順次ご紹介します。

鳥海山・飛島ジオパーク構想の「鳥海山」の歴史についてご説明しましょう。
鳥海山は標高2236メートル、鳥海山・飛島ジオパーク構想に参加している自治体の、どの場所から見てもその姿が見える同構想の象徴的存在です。この鳥海山は活火山です。つまり生きている火山。最近では1974年に噴火したのを覚えている方もいると思います。
では、いつから鳥海山は噴火を始めたのでしょうか?

それは60万年前という遠い昔のことです。ここで60メートルの長い紙を想像してみてください。この紙が鳥海山の歴史で、1センチを百年で表しています。60メートルというとトイレットペーパーを一巻き全部伸ばしたものより長いですね。この紙に皆さんが生まれてから今までの年数を表すと数ミリ。百歳の方でちょうど1センチです。

鳥海山はこの長い間、数十年に一度、噴火を繰り返してきたと考えられています。つまりこの紙の上に、数ミリおきに何千個もの噴火の印がつくということになります。こんなに噴火を繰り返してきたのですから、鳥海山は将来必ず噴火します。鳥海山は活火山。これは覚えておいてくださいね。


【文・写真】秋田大学教育文化学部教授火山地質学専門 林 信太郎氏
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